「BASEでネットショップを始めたいと思っているけど、IT初心者の私でもできるのかな」
そんな悩みを抱えていませんか。
BASEを始めるときは、全体像を把握して設定をすすめると意外とカンタンにショップを開設できます。
全体像を把握しないと、「どこまで設定を行えば良いのかわからなくなり、手が止まってしまう」という状況に陥ってしまいます。
全体像を把握すれば、IT知識0でもわずか10分でショップ開設ができます。
この記事ではBASEショップ運営者の筆者が、手順を画像付きで解説します。

この記事を読みながらBASEを始めれば、読み終えたときにはショップが完成していますよ。
BASEショップを開設するための5ステップ
これからBASEでショップを開設するときは、以下の5STEPの沿って設定を行います。
メールアドレス、パスワードなどの登録し、アカウントを作成します。
ネットショップを行う上で必要な法的ページの内容と決済方法を設定します。
販売を行う商品を登録します。
ネットショップのデザインを決定します。
アプリを使用して、機能を拡張させます。
この5STEP通りに進めれば、IT知識0でもBASEでショップが開設できます。
これからBASEを始めようと考えている方は、ぜひ読み進めていきましょう。
BASEアカウントを作成する
まずは公式サイトにアクセスして、BASEのアカウントを作成します。


アカウント登録で必要な項目は以下です。
- メールアドレス登録
- パスワード
- ショップURL
- 誓約書に同意
- メール認証
「利用規約・プライバシーポリシー」を確認のうえ、問題ながければ、登録に進みましょう。
メールアドレス登録
ショップで使用するメールアドレスを登録します。
ここで登録をしたメールアドレスに、注文通知やお問い合わせが入るので、チェックしやすいメールアドレスを登録しましょう。
パスワード登録
BASEの管理画面にログインする際に、入力するパスワードです。
ネットショップでは購入者の個人情報も取り扱うので、推測がされにくい安全性の高いパスワードを設定しましょう。
ショップURLを入力


『任意の英字』と『指定のドメインの選択』でURLは決定します。
任意の英字
英字で任意の3文字以上を設定します。
一般的にはショップ名を使うことも多いですが、既に使用されている場合は同じ文字は使用できません。
そのようなときは、商品カテゴリなどでも大丈夫です。
ユーザーはURLを検索することもあるので、できるだけシンプルで覚えやすいURLにしましょう。
指定のドメインの選択
BASE側で決定している10種類のドメインから選択します。
- base.shop
- shopselect.net
- base.ec
- theshop.jp
- handcrafted.jp
- fashionstore.jp
- buyshop.jp
- supersale.jp
- official.ec
- kawaiishop.jp
どれを使用しても問題ございませんので、サイトのイメージとあったドメインを選択してください。
筆者の体感的によく使われるのは、『theshop.jp』と『base.shop』あたりです。
筆者のサイトは『thebase.in』で作成しましたが、現在は選択ができなくなっているようです。
ご自身でドメインを持たれている場合は、アプリ『独自ドメイン』で使用することもできます。
ショップURLまで入力ができれば、『無料でネットショップを開く』をクリックしてください。
誓約書に同意


『無料でネットショップを開く』をクリックするとこちらの画面に遷移します。
ここでは、誓約書の内容を確認します。


問題がなければ『上記の誓約書に同意する。』にチェックを入れて、『上記に同意する』ボタンをクリックします。
メール認証
登録をしたメールアドレスにBASEよりメールが届きます。


こちらを確認し、『メールアドレスを認証してはじめる』をクリックしてすすみましょう。
ネットショップ開設の設定を行う
ショップ設定で行うことは、以下です。
- 運営に関する情報を入力
- 決済方法の設定
少し難しそうに感じるかもしれませんが、フォーマットに従って、設定を行うだけなのでカンタンです。
運営に関する情報を入力


ここではショップの運営に関する情報を入力していきます。


入力項目はこちらです。
区分 | 個人か法人かを選択します。 |
事業者の氏名 | 事業者の氏名を入力します。 |
事業者の所在地 | 事業者の所在地を入力します。 番地などの省略はできません。 |
事業者の連絡先 | 電話番号を入力します。 携帯電話の番号でも問題ございません。 合わせて『電話番号認証』をクリックして認証作業も進めましょう。 |
営業時間・ ショップの情報など | 営業時間や定休日を入力します。 |
販売価格 | 販売価格に関する情報を入力します。 デフォルトで入力はされているので、基本はそのままで大丈夫です。 |
代金の支払方法・ 時期 | 支払い方法を入力します。 こちらもデフォルトで入力されているので、基本はそのままで大丈夫です。 |
商品のお届け時期 | 支払い確定後に発送までかかる日数を入力します。 デフォルトは5日となっていますが、ご自身の商品に合わせて日数を変更ください。 |
返品について | 返品に関する対応を入力します。 |
事業者の名前や住所、電話番号などの個人情報の入力が必要です。
こちらで登録した内容は、『特定商取引法に基づく表記』としてネットショップにページが掲載されます。
抵抗のある方もいるかもしれませんが、ネットショップを行う上で法律上必須のページとなりますので、必ず正確にご入力ください。
「特定商取引法」とは、消費者の利益を守るルールを定めた法律のことを指します。
ネットショップには「特定商取引法」に基づいた表記を必ず掲載しなくてはなりません。
もし自宅を住所として登録することに抵抗がある方は、有料ですがバーチャルオフィスを利用することもできます。
2022年1月より登録区分が個人の方のみ、『特定商取引法に基づく表記』ページへの所在地と連絡先が非表示(BASEの所在地と連絡先が記載される)にできるようになりました。
最新情報をこちらの記事で更新しています。


決済方法の設定


ここでは運営を行う、ネットショップでの決済方法を設定します。
決済方法は多ければ多いほど、ユーザーの利便性があがります。
利便性があがると、購入される可能性も高くなります。
次に『屋号と事業者の情報』と『運営ショップのカテゴリ』を設定します。


ここで入力した屋号は、購入者への支払い明細に反映されます。
ショップに安心感を持っていただき、リピート購入に繋げるために間違いなく入力をしましょう。


運営ショップのカテゴリも設定します。
全ての入力が完了したら、『保存する』をクリックします。
これで最低限ショップを開くための設定は完了しました。
販売のために商品登録を行う


次に販売を行うための設定を行います。
BASEの管理画面のトップバーにある『商品管理』の『商品を登録する』をクリックします。


商品の内容を登録していきます。


こちらは参考まで。
デザインテーマの選択


ネットショップの外観部分の設定です。
BASEではデザインテーマを活用して、ネットショップの外観を設定します。
デザインテーマには『無料テーマ』と『有料テーマ』が存在します。
無料テーマでもネットショップとしてのデザインとしては十分です。


2017年時点でのテーマ・現在はさらに使用可能なテーマが増えています
外観をこだわりたいという場合は、5,000円から有料テーマを購入することができます。



ECサイトのデザインがいいから、購入されるわけではないのです。
まずは無料テーマでいいのでネットショップを世に出してみることが大切です。
アプリ
デザインの選択まで完了すれば、ネットショップとしての基本的な機能は満たされています。
ただ販売を進めていく中で、『お客様の評価をためたい』や『お客さんとやり取りをしたい』となります。
アプリではそんな細かな要望に応えてくれます。
ここでは筆者がBASEでサイトを運用して必須と感じたアプリをご紹介します。


レビュー
ネットショップを運営する上で、レビューは非常に重要です。
このアプリでは、商品の発送連絡時にレビューへのリンクが貼付けされます。
レビューをいただけた場合は、ネットショップにその情報が掲載されます。


メッセージ
ショップの右下にメッセージボタンが出現します。
contactページを使わずにこちらでお客様とのやり取りが可能となります。


顧客管理
取引やお問い合わせ内容を管理画面上で確認できます。
すぐに使用しなくても、運用を行う中で使用する可能性があるので入れておきましょう。
ネットショップを構築して、仕事の幅を広げましょう!!
BASEのネットショップの構築を解説しましたが、いかがだったでしょうか。
現在お持ちのスキルや商品をネットを通じて多くの方に知ってもらうキッカケになればうれしいです。
これからショップを作成される方は、こちらからどうぞ!!!
またBASEに関する記事もアップしておりますので、運営の参考にしてみてください。

