【社会課題】食品ロスが注目される理由・前編

【社会課題】食品ロスが注目される理由・前編

どうもなかぐです。

今回は食品ロスに関する話。

グーグルアラートで日々、食品関連の情報をチェックしています。
こちらある日の通知画面です。

2021年11月12日のGoogleアラート 食品ロス関連のニュースが多数
2021年11月12日のGoogleアラート 食品ロス関連のニュースが多数

食品ロス関連のニュース記事にアラートがジャックされている。。。

それだけ食品ロスに対する世間の注目度は高く、企業も対策を講じているんだなと感じました。

私は2014年頃から食品業界のお客様と仕事をしていますが、私自身、食品ロスについて知らないことが多い。
今回、知見をひろめるために調べたことを記事にします。

ボリュームが多くなりそうなので、前編と後編に分けて記事を作成しますm(_ _)m

後編はこちら

目次

なぜ食品ロスが注目されているのか?

なぜ食品ロスが注目されているのか?

以前から食品ロスは問題視されていましたが、SDGs(持続可能な開発目標)で取り上げられてから特に注目度が上がったのかと思います。

SDGsとは?

持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)とは,2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)別ウィンドウで開くの後継として,2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された,2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。SDGsは発展途上国のみならず,先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり,日本としても積極的に取り組んでいます。

外務省 SDGsとは?

目標12 に『つくる責任、つかう責任』があります。

つくる責任、つかう責任

『つくる責任、つかう責任』は11のターゲットの中に以下があります。

2030年までに、お店や消費者のところで捨てられる食料(一人当たりの量)を半分に減らす。また、生産者からお店への流れのなかで、食料が捨てられたり、失われたりすることを減らす。

SDGsのターゲットとして、具体的に目標が定められており、世界的な課題であることから食品ロスに注目がされていることがわかります。

では、なぜSDGsに食品ロスが取り上げられた理由にも少し触れておきたいと思います。

人口増加への対策

日本では人口増加というキーワードにピンときませんが、世界では人口増加は大きな社会課題です。

国際農研から参考になるツイートがこちら。

こちらの図から2020年以降にアジアとアフリカで爆発的に人口が増える予想がされていることがわかります。
2021年の世界人口は78億7500万から、わずか30年後の2050年には人口が30%増加以上して97億人と予想されています。

それに伴って、世界全体の食品需要量はこのように変化します。

資料:2050年における世界の食料需給見通し(農林水産省)より

こちらの図は2010年からの増加率ですが、1.7倍の食料品の需要見通しがあることがわかります。

日本で暮らしていると人口減少のほうが、気になるところですが、世界的な課題は人口増加です。
人口増加により必要となる食料品も増え、今のペースだと食料品が足りなくなるということです。

環境への配慮

また食品ロスを別の視点からみることもできます。

余った食べ物は、加工業者や流通業者、飲食店、家庭などからごみとして出されます。これらは処理工場に運ばれ、可燃ごみとして処分されますが、水分を含む食品は、運搬や焼却の際に二酸化炭素(CO2)を排出。また、焼却後の灰の埋め立ても環境負荷につながります。

農林水産省 食品ロスの現状を知る

日本でも夏の暑さや豪雨災害から異常気象であることは多いですね。

それが地球温暖化から由来するものだとすると、食品ロスは大きな影響を与えています。

世界全体の食料のロス・廃棄量は、一次産品換算では16億トン、食料の可食部に換算すると13億トンにのぼる。これに対し、農産物の総生産量(食用・非食用)は約60億トンである。
土地利用変化に起因する温室効果ガスの排出量を考慮しない場合、生産されたが消費されなかった食料からは、二酸化炭素(CO²)換算で推定33億トン相当の炭素が排出されている。
したがって食料のロス・廃棄は、米国・中国に次いで3番目のCO²排出源に位置づけられる。

JAICAF 世界の農林水産

日常的に、気候の変化を感じるようになってきました。
食品ロスによる環境負荷が一部影響している(その可能性がある)ということは、すごく恐ろしいことだと感じます。

次回、日本の食品ロスの状況

ここまでお読みいただき、なぜ食品ロスが世界的な課題でSDGsでも取り上げられたかがわかったと思います。

次は『日本の食品ロスの状況』を深堀りして更に理解を深めていきます。

ここまでお読みいただきありがとうございます。

後編はこちら

よかったらシェアしてね!
目次
閉じる