どうもなかぐです。
Googleアナリティクスでは、Webサイトのアクセス解析が可能です。
しかし初期設定では、自社の社員アクセスも計測されてしまいます。
そこで本日は、自社アクセスの除外フィルタの設定方法を解説します。
まだGoogleアナリティクスを導入されていない方はこちらからどうぞ。

Googleアナリティクスの除外フィルタは出力を調整すること

簡単にGoogleアナリティクスの仕組みに触れておきます。
Googleアナリティクスでは大きく分けて『収集』と『出力』の機能があります。
収集はプロパティ単位で行われ、出力はビュー単位で行われます。
今回、除外フィルタで用いるのは、もちろん『出力』なのでビューの設定を行うということです。
プロパティとビューについてはこちらの記事で触れていますので、興味のある方はぜひ。

除外するアクセスデータはふたつ
一般的に除外するべきアクセスデータは二つあります。
- 自社社員のアクセス
- テストサーバーへのアクセス
詳しく見ていきましょう。
自社社員のアクセス
個人で運営しているブログならまだしも、会社で運営しているウェブサイトなら自社社員のアクセスの除外は必須です。
1000人の社員がいる会社で、日常的に自社のウェブサイトを確認する社員がいることもあるかと思います。
自社から一日50セッションのアクセスがあったとすると、月で1500セッションが発生すると大きな誤差になりますので、確実に設定を行いましょう。
それでは解説していきます。

サイドバーの管理からビューにある『フィルタ』を選択します。

フィルタを追加をクリック

フィルタ名に任意の名前を入力
フィルタの種類にて『除外・IPアドレスからのトラフィック・等しい』を選択
除外したいIPアドレスを入力ください。
IPアドレスは、自社のシステム関係の部署があれば、そちらでIPアドレスを確認のうえ、設定ください。
自身でIPアドレスを調べる方法もあります。
こちらのサイトからIPアドレスを調べてみてください。
IPアドレスの入力まで完了したら、保存をクリックで完了です。
テストサーバーのアクセス
ウェブ制作会社などがテストサーバーでサイトを確認したときのアクセスのことです。
サーバーが別なので、計測対象とならないのでは?
と感じた人もいるかもしれません。
テストサーバーのサイトに既にトラッキングコードが埋め込まれている場合は、計測対象とされてしまいます。
本サイトと同じプロパティでデータ収集が進められてしまいます。
手順を解説します。

フィルタ名に任意の名前を入力
フィルタの種類にて『除外・ホスト名へののトラフィック・等しい』を選択
除外したいテストサイトのドメインを入力
これで設定は完了です。
除外フィルタを通して、正しい数字を確認しよう
ここまでお読みいただきありがとうございます。
アクセスはウェブサイトを改善していく上で非常に重要なデータです。
適切なフィルタを準備して、良質なデータを蓄積できるようにしましょう。
今回もありがとうございました。
他にもGoogleアナリティクスの設定を解説しているので、ぜひこちらもご興味があればぜひ。
